プロフィール

その子がのびのびと生きていけるように。

そして、あなたも。

お母さまでしょうか?お父さまでしょうか?もしくは療育の先生でしょうか?学校の先生でしょうか?

どんな関わりであれ、何かに悩んでこちらをご覧になってくださっている。

少しでもその悩み、あなたのとらえかた、考え方にふれ、気持ちが楽になってくれたらうれしいです。それが、その子の幸せにもつながります。

物事は、自分のとらえかたでとても変わります。それは、行動にも、大きな変化をあたえます。

とても大切なことです。

学ぶのは今です。

子どもはあっというまに成長していきます。子どもはスポンジのようにやわらかく、どんどん色々なことを吸収していきます。

子育てはあっという間と言いますが、

それは終わってみればのことかもしれません。子どもはどんどん成長していき、そのステージごとに新たな悩みはありますよね。

私はもう乳児期の時の子育ての記憶があまりありませんが、泣き止まない子どもを、ずっと抱っこしてたり、

後追いがひどくてトイレにもひとりでゆっくりは入れなかったり。

きっとどのお母さんにも経験があるのではないかと思います。

人間の赤ちゃんは他の哺乳類と比べてとても未熟な状態で産まれてきます。

他の動物はあっという間にひとりで動き回ることができるようになりますが、人間の子育ては出産を含めひとりではとても大変なことです。

我が子はもちろんかわいいですが、

距離が近いぶん、怒りの感情も向きやすかったりします。

児童相談所への自動虐待相談の件数は年々伸び続け、20万件を超えています。

色々な特性を持ったお子さまを見ていると、我が子はそれほど育てにくい子ではなかったと思います。

それでも

スーパーのレジのおばさんが「頑張っていて偉いわね」と声をかけてくれたとき、涙があふれてきたのを覚えています。

精神的に不安定だったのでしょう。1対1でずっと家にいて、自分の時間ももてず、予定通りに事は運ばず…

仕事は休んで家にいるのに。時間がありそうなのに。ちゃんとした離乳食を作りたいのに。もっと部屋を掃除したいのに。

自分の理想と全くちがう。

かわいい我が子をベビーカーにのせて、キラキラした顔をしておしゃれをして街を歩く雑誌のママを楽しみにしていたのに…。

鏡を見ると、ろくに顔も洗っていない、汚れてもいい服ばかりを着て、

ご飯を作るのも面倒くさいと思い、疲れた顔の自分がいる…。みたいな。

後追いがイヤで泣いている我が子をほおって部屋にとじこもったり…

保育園を、嫌がる我が子を、「もー、早くしてよ!」と怒鳴ったり…

全然いうことを聞かない我が子の足を、ピシャっと、たたいたり…

自分が虐待なんてありえない!

けど、一歩間違えたら…

と思うと、怖いニュースも他人ごとではないと思うところもあります。。

だいぶ話がそれてしまいましたが、作業療法士として仕事をしているなかで、ビジョントレーニングに出会いました。

感覚統合の考え方も使われていて、とても分かりやすく、取り組みやすいと思います。発達障害の有無に関わらず、たくさんの子の指導をしています。

ビジョントレーニングを切り口に、その子のやる気もアップさせる。

「できる!」をふやし、自己肯定感を育てていく。

そんな関わりをしていきましょう。

そして、あなた自身の自己肯定感も高めて行きましょう。

そもそも、お子さまには親御さまのマインドがとても影響します。

一緒にまだまだ子育てを楽しみましょう。